神経を残す治療症例集
4ページ目
注※ここから先は虫歯の写真や歯茎からの出血を伴う写真がアップで表示されます。
また、このページは当院の勤務医の先生達や、セミナーに参加してもらった歯科医師の先生、近隣の連携している歯科医院の先生など、歯科関係者に向けてのページでもあります。一部専門的な内容があり、難しいかもしれませんが、読み飛ばしながら気軽にご覧ください。
また、このページは当院の勤務医の先生達や、セミナーに参加してもらった歯科医師の先生、近隣の連携している歯科医院の先生など、歯科関係者に向けてのページでもあります。一部専門的な内容があり、難しいかもしれませんが、読み飛ばしながら気軽にご覧ください。
case2-4
下顎小臼歯のグラスアイオノマーセメントによる間接覆髄治療
【概要】
金属の裏にある虫歯はぱっと見ただけでは虫歯には見えないことがあります。エックス線写真で見つかることが多いですが、金属の影になっている部分はエックス線写真にも写らないため、写ってきたときはすでに大きな虫歯になっていたということも良くあります。金属で覆われているため、虫歯が神経まで達するほど大きくならない限り痛みが出ないことも多く、早期発見には定期的な検診が必要になります。
金属の裏にある虫歯はぱっと見ただけでは虫歯には見えないことがあります。エックス線写真で見つかることが多いですが、金属の影になっている部分はエックス線写真にも写らないため、写ってきたときはすでに大きな虫歯になっていたということも良くあります。金属で覆われているため、虫歯が神経まで達するほど大きくならない限り痛みが出ないことも多く、早期発見には定期的な検診が必要になります。
-
【治療回数】
1回 45分 -
【方法】
写真中の解説通りです。写真では一気に綺麗になっているように見えますが、実際は少し削ってはまた染めてを何回も繰り返し、切削量を最小限にし、神経を温存できるようにしています。この工程を丁寧にせず、時間短縮のために一気に削って終わらせるようなことをした場合、この深さの虫歯の場合は神経を取る処置になる可能性が高いと思います。 -
【備考】
グラスアイオノマーセメントにアレルギーがある方にはできません。ラバーダムはラテックスアレルギーがある方でもノンラテックス製品を用意しているので使用できます。 -
【費用】
間接覆髄処置(保険:単独500程度 他の歯茎の治療や月始めの管理料等を含めた実際の支払いは1000~2000程度+税)
→次は【case2-5 下顎最後臼歯の隔壁治療を併用したMTA直接覆髄治療】へ
←前の【case2-3 上顎小臼歯のMTA直接覆髄とダイレクトボンディング修復治療】に戻る