福岡県宗像市の歯科・小児歯科・口腔外科・マイクロスコープ・セカンドオピニオン・訪問歯科

治療の流れ

【概要】
下顎大臼歯の症例です。この前までの治療で、金属の詰め物や虫歯の除去を行い、間接覆髄をしています。
この方の場合は隣接面がありませんので、咬合面のみを仕上げていきます。隣接面があるよりはイージーですが、クリアランスが内分、より丁寧に形を整える必要があります。隣接面がある場合は咬合がカンチレバーにならないように気を付ける必要がありますが、このような場合は、積極的に噛ませるようにします。そうすることで、他の歯の咬合負担を減らせるからです。ダイレクトボンディングであっても、こういう形ならしっかり噛ませて大丈夫なことが多いです。

• 【治療回数】
  ２回　４５分＋７５分
• 【方法】
  前回処置後痛みがなかったことを確認し、麻酔をして、仮歯を外します。ラバーダムをして、エアフローし、エッチング、プライミング、ボンディングを行い、咬合面の形を整えます。咬合面のみのクリアランスが少ない症例なので、気を付けながら慎重に形を整えています。整ったら、ラバーダムを外して、咬合調整し、研磨をして終了です。
• 【備考】
  レジンアレルギーの人はできません。長時間の開口に耐えられない、ラバーダムが無理な方も難しいです。
• 【費用】
  １回目：X線診査＋麻酔＋インレー除去＋う蝕処置＋間接覆髄処置等（保険：3500程度）
  ２回目：O窩洞ダイレクトボンディング修復（自費：25000＋税）